これまでのあゆみ


社会福祉法人ひまわりっこ(以下 ひまわり)は、1974年8月「公立で産休明け保育を」と願うお母さんたちによってひまわり共同保育所が自主開設されたところから始まりました。神足・開田・一文橋と借家を移り、1997年には現在の小規模保育園ひまわりっこがある場所に移転しました。運営の主体は、保護者と保育者です。 当時から、アレルギーへの対応(除去食)や一時保育、障害児保育など多様な保育要求に応えてきました。また、異年齢保育にも積極的に取り組み、子どもたちの豊かな心の育ちを目指してきました。

 

 2003年1月、さらに多くの子どもたちによりよい保育を、また保護者が安心して働くことのできる保育所づくりをと、認可保育園を目指して認可運動をスタートさせました。現在も保護者と保育者とが一緒になって「ひまわりの保育をそだてる会」として活動を継続しています。

 

 2015年4月より、子ども子育て支援制度によって保育制度が大きく変わりました。ひまわり共同保育園は、2014年に一般社団法人乙訓ひまわりっこを設立し、みなさまからのご支援と国、長岡京市からの補助金により、園舎の改修を行いました。そして、長岡京市の小規模保育事業(0~2歳・定員6~19人)認可園「ひまわり共同保育園」として新たなスタートをきりました。

 

 認可を受けたことで保育士は運営の心配をせず、保育に集中できるようになりました。職員や保護者が設計に関わった園舎は安全でとても使いやすく、また木の香りが優しい生活の場となり、そこで子どもが成長していくうえでとても大切な根幹となる0~2歳児までの保育を丁寧におこないました。しかしやはり就学前まで責任をもって保育したいという願いは変わらず、活動を続けました。そうして2016年秋調子2丁目の土地と出会い、ひまわり保育園の開設を決定。社旗福祉法人ひまわりっこを設立し、一般社団法人乙訓ひまわりっこより運営、資産を引き継ぎました。建物の設計は一文橋園舎と同様にもえぎ設計さんと職員が話し合いを重ね、木をたっぷり使用した素敵な園舎が建ちました。2018年4月、定員72名産休明けから就学前までのひまわり保育園開園。小規模保育園ひまわりっこと名前を新たにした一文橋の園と、互いに連携施設として保育を行っています。